モリモリ!アメリカ大学院留学奮闘記!

30過ぎて奨学金(借金)背負い、大学院留学! 飛び込む先はアメリカで犯罪発生率No.1のミズーリ州で始まる教師と院生の二刀流生活。 笑って泣いて怒って全力でぶつかってきます!

アメリカ生活

デミから手作り牛タンシチュー

さて、焼き肉で楽しんだ残りの牛タン。

ボイルで下処理したものと、焼けるけど食べなかった部分を冷凍してありました。


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左が下茹で済みの方。腐ってる色じゃありませんのであしからず。



もちろん牛タンシチューのため


最近毎日読んでるたかシェフのおうちごはん。と、白い犬。と、チワワ。ビーフシチューのレシピで作りたいとずっと狙っていたのです…。

たかシェフはホテルの料理長とのことで、おしゃれなお料理満載のブログ。そしてもちろんわんこもあるよ!

セレブとわんこの生活ってこんなんなんだなーとよだれを垂らしながら見ています…


んでもって、ビーフシチュー。


レシピにあるデミグラスソースは、最初は市販のデミグラス缶でささっと済ませようと思っていました。

おなじみハインツのデミ缶。ハインツのケチャップはアメリカで死ぬほど目にするので、買い出しに行ったときに缶コーナーとスープコーナーをしらみつぶしに…


が、ない。

デミグラスソースの缶詰めが、探しても探してもみつからない。


リュックを背負った中年アジア女性が、怪しい動きで棚を何往復も…

通報される勢いで探したのですが、見つかりません。


どうにも、アメリカにはデミグラスソースの缶詰めはないみたいだ/(^o^)\

(あるにはあるらしいんですが一般的でない。アマゾンとかで買えるらしい)



とのことで、作ることにしました。

参考にしたのはこちらのレシピ 

でも分量は厳密には守れんかった。代替で済ませた材料もあります。そしていくつかのハプニングに見舞われました。



というわけで作ってみました!

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まず、にんじん、セロリ、たまねぎを刻む。

左のはにんにくも加えて、肉とともに最低3時間ワインで漬け込む(in冷蔵庫)

右はデミグラスソースづくりに作る用で一センチ角に。


オイルをひいた高温のフライパンで右の野菜を焦げ目がつくくらい炒める。

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入れたばかりの野菜たち。



そして炒め炒め…

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電子レンジで焦げ目をつけた小麦粉をイン。(600wで4分くらいのはずが、出力レベル6で10分くらいかかった。レベル6は600wではないのね)

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焦がした小麦粉。きなこ色で不思議な匂い。

レシピではサラダ油だったけど、バターが大量に余ってるのでバターにしてみる。


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小麦粉に火が通っているからか、ホワイトソースよりだまになりにくい気がします。

しかし写真を取るために手を離したすきに、ヘラが落ちる悲劇。


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きちゃない。缶といい前途多難さ溢れ出す。

そしてトマトジュース缶を加える…と思いきや、

問題発生!


トマト缶が開きません


先日購入した1ドルの缶切りがまっっっっっったく使い物にならず、

小さな穴をいくつか開けれたのみ。


そこにキッチンバサミ(こちらも1ドル)をねじ込んでやっと開いた穴がこちら。

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液状でよかった…これでホールトマトだったら目も当てられない。

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赤いソースの完成ですー!こちらはいったん大きなお鍋にあけておきます。


フライパンをちゃちゃっと洗い、牛ひき肉を炒める!

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牛ひき肉です…。アメリカのスーパーでは、ぶっとい魚肉ソーセージみたいなパッケージでひき肉が売られていることがあります

これで2ドル。値引きシールがついた価格ですが安い。アメリカは肉がとにかく安い🍖

IMG_9083[1]炒めて、ワインをどーん、でひと煮たち!

そしてトマトペーストのお鍋に加えて、3時間コトコト煮ました!
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この時点でビーフシチューみたいな色。


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さて、漬けておいたお肉たちですが、水気を拭いて小麦粉をふっておきます。

そしてここから写真を撮り忘れたのですが、強火で焦げ目をつける!
野菜も焼く!弱火で10分!漬けておいたワインも入れる!水とビーフブイヨン入れて煮る!

煮ている間に、ソースの方のお鍋の野菜を濾しました。ぎゅーって絞って、お湯かけてさらに絞って、煮つめる。

もう一つのお鍋もお肉が煮えたら濾します。もちろんお肉は救出済み!

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そして
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炊飯窯に濾したスープと肉と具材用の野菜をいれました。
ここに出来上がったデミグラスソースの1/3を入れて、スイッチオン!

この隙に近所のスーパーへ買い出しに向かいます…




帰ってきたら、おうちの外までいい匂いが!

IMG_9103[1]
サラダとトーストしたパンを添えて完成です!

やっぱり手作りした要素が多かったせいか、めちゃくちゃおいしかった…そして口の中でとろける牛タン。まだあと2食分は残ってるので、明日の朝オンザライスで食べます!

残ったデミソースはジップロックに入れて冷凍。今度オムライスとかハヤシライスにしてもいいなー。




もしよければお願いします🙇‍♀️
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牛タンを捌く

さて、先日購入した牛タン。

IMG_8911[1]
左が根元、右が舌先。

牛さんの根元からさくっと切り落としたぜ!っていう形状です。

皮もついていて、舌のザラザラやほくろまでそのまま…こう見ると牛ってそうとう大きな動物なんだな。

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ネットで調べながら、さっそく捌いてみました。


まずは塩でもみ洗いして冷水に1時間程度漬けて血抜き。

精肉店のにおいがします。意外と水が汚れますねー。


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セントルイス、夏は蛇口のお水がぬるいので保冷材で冷たくしてます。私は飲み物に氷を入れない人なのでこれしかない…。
これは水を3回くらい替えたあと。だいぶきれいに。



そして根元の筋の多いお肉を取り、舌先を切り落とす。

我がハウスの包丁はびっくりするくらい切れないことで有名なんですが、ここまでは何とか大丈夫。

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焼いて食べるのはまさにベロの部分で、根元は固いらしいです。

そしてベロの皮ですが、半冷凍すると切りやすいらしいとのことでラップして冷凍。

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その間にベロ先と大きな筋と皮と油を剥いだ筋肉を湯でこぼして下処理しておきます。(ゆであがったベロ先の皮はかんたんに切り離せました。弾力がすごい!これは後日、ビーフシチューにする予定)

IMG_8919[1]
剥ぎ取った筋肉。ここでもうだいぶ小さく。





さて、1時間半程度冷凍したベロ本体。(写真撮り忘れました💦)


動画で見たように皮剥ぎに取り掛かりますが………


うーん、まず包丁の歯が入りません…。


切れ味がいい包丁だと、当てたそばからスーっと切れていくはずなのですが…前後にゴリゴリゴリゴリゴリゴリやってやっと切れるこの包丁。

半冷凍された牛タンにまったく太刀打ちできません。まさに太刀、打てぬ。


もったいないのですが、大幅に身ごと切り離すことしかできませんでした…。



よって、本来の大きさの半分ぐらいになった牛タン。

IMG_8921[1]
あ、これはそのさらに半分です。皮を分厚く切りすぎておいしいサシの入った部分が露呈しているー…腕じゃない、きっと包丁のせいなんだ。


これを厚切りにしてニンニクと一緒に炒め、最初は塩コショウ、味変で大根おろしとポン酢で堪能しました!(大根も先日大量買いし、切っておろして冷凍保存!)









バタバタ&夢中になりすぎて完成形の写真がない…です。





すこし鉄分味が強い気がしないでもないですが、解体作業で鼻がおかしくなっていたのかも。
ヘトヘトになった+一人の食卓なので味気なさはありますが、これが13ドルなら文句はない。



ちょっと気持ち悪くなるくらいたくさん食べて、さらにタンシチューを8人前作れるくらいの残りがあります。たくさんありすぎるか。


タンシチューは赤ワインたくさん入れてデミグラスソースでつくるんだ。

これはぜったいめちゃくちゃおいしくなりそうな予感。



また買うか?と言われると…数か月はいいかな。期間を空けたらまた食べたい。

その時はいい包丁を購入しなきゃですが。


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アメリカで豚汁とカラスの夢

ジルの闘病話が途中ですが、今日の出来事をば。

今日は授業がない日で朝からのんびりでした。
昨日の夜から解凍していたTrader's Joe のアーモンドクロワッサンを焼きやき、食べたべ(1つ350キロカロリーを2つも…)(しかもそこまでおいしくなかった)(リピートはなしだ)。
洗濯機を回し、生理の2日目を言い訳に薬を飲んで朝寝…image
アーモンドクロワッサン。杏仁の匂いが強い…バターどたっぷりで甘さは控えめ。そういえば粉砂糖ふれって書いてあったな💦



と、夢を見ました。


夢の中で私は、VRのような装置を付けて住宅街の中の公園を訪れていました。VRと違うのは、見ているのが仮想空間ではなく、現実世界だというところ。私の体は別の場所にあり、意識だけ幽体離脱のように飛ばして別の場所を覗いている状態です。(とりあえず夢の中の私の認識ではそう思っていました)

公園に来る散歩のわんこたちを、かわいいなぁと思って見ていたのですが、なんだか見られている気配…。

すぐちかくに一羽のカラスがいました。

(私は見えないはずなのになぁ…どっか行け!)

そう思いながら手に持っていたスマホでツンツンするのですが、去る様子はありません。
仕方なしに素手で追い払おうとすると、手にふわふわとした、それでいてがっしりとしたものが触りました。

そして、口元をべろんべろんと舐められる感覚。
あ、これ知ってる…

ジルだ!!

シルクみたいに細い毛の下に骨太の体。生暖かい大きな舌。

夢の中で(ジルだ!ジルが来てくれたんだ!)と直感しました。

姿は見えません。カラスのままです。でも確かにジルだったんです。

そして目元が熱くなり息苦しくなって、
それでも何度かなでなでとベロベロを繰り返して、
泣きながら目を覚ましました。息苦しいのは涙で鼻が詰まっていたからでした。


ジルが来てくれたんだ、そう思いました。


おなかが痛くて心細くて、自分の記憶が見せた幻想かもしれません。
でも、ジルはよく、苦しい時や悲しい時に寄り添ってくれて、ベロベロ顔をなめてくれていたのです。

姿が見えなかったのは残念でなりませんが、ジルが夢に出てきてくれたことがうれしくてうれしくてたまりませんでした。

日本を離れる時の、静かなペロとは違いました。元気な時のジルのベロベロでした。

ありがとう。ジルは本当にやさしい子だ。
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大きな舌でべろろーん!




そんなこんなで午前中を過ごし、午後からはルームメイトと100均とグローバルスーパーでショッピング!

近所のスーパーでは買えない、大根、椎茸、エリンギ、ごぼう、日本の薩摩芋、白滝、味噌、冷凍納豆などを大量に買い込みました。バスを乗り継いで行くためしょっちゅうは来れないのです…。
大荷物で帰りはウーバーだし、アメリカ生活数か月に一度の楽しみです。

世界各国の食料品を扱っているので、ただ店内を歩いているだけでおもしろい!
見たこともない野菜もたくさんあります。
調味料に至っては味が想像できないものばかり。匂いも独特なお店なのですが、ここに来るとそれなりに日本食がそろいます。(高いけど)



今日は豚汁を作って、キノコの小分け、残りのごぼうをささがきと千切りにして冷凍したところでタイムアップ。明日は大根おろしを小分け冷凍します!

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大量の豚汁と大量のきのこ!これでひと月は楽しめる✨


あ、豚汁に油揚げを入れるのを忘れてました。道理で物足りなかったはずだ。


道中で、ソニックというファストフード店に寄ってシェイクを飲みました。ぜんぜん甘くない…虫歯対策でリステリンしまくっている弊害です。紫のリステリン、泣きそうなくらい痛いですよね。それとも私の口のなかがよっぽどばい菌だらけなのか。そうかもしれない。

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2ドルくらいだった。朝のアーモンドクロワッサンもあってか胃が重々…夜は豚汁だけしか食べられなかった💦




卒業後の進路

先日、ALLEXの同期とZOOMで話しました。
アメリカ全土に散り散りになっている同期ですが、大学によってオンライン授業、ハイブリッド、対面等授業の行い方も様々なようでした。
今現在アメリカにいるメンバーはみんな2年コースのため、今年度で卒業。
卒業後は帰国する組とOPTなどでアメリカに残る組に分かれます。

私は本当は博士号を目指していたのですが、今回は色々なことを考え、一度帰国を決めました。私という人間はいくつになっても、何ができるのか、どうすべきか、それを考えるのにとても時間がかかるようです。
日本にいる間に進路や老後のことを考えて決めた卒業後の帰国。それでも院のクラスを受けていると、学ぶことの面白さに心惹かれます。授業を受ければ受けるほど論文の読み方が変わり、自分の考え方も変わっていく。その上で、今自分の気持ちはとりあえずの進学ではないのだと思います。
留学生が卒業後に1年間、ビザの滞在を伸ばして就業できるOPTが可能であれば違う選択肢もあったのでしょうが、私のビザはJ1,そして教師の枠で来ているため、OPTは不可能でした。(Allexは派遣大学によってビザの種類が少し変わります。2年間コースのほとんどの仲間はOPTできるようでした。うらやましい…)

仲間たちもそれぞれ準備に追われたり悩んだりしているようです。
人と話す中で考え方がまとまってくることもあり、卒論についてもすこしアイディアが沸いてきました。私の大学は卒論の準備がまだまだ始まらないのですが(本当に大丈夫なのか…)、来週中にはアドバイザーに相談してみようかな。車もない、バスも少ない、ほとんど家にいるしかない今学期。これでしっかりした修士論文が書けなかったら情けないものな。
頑張ろう。

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サマープログラムを受けた懐かしきワシュー。もう一年も経つんだな。




新年

新しい年が始まりましたね。
昨年度、身内で不幸があったため、新年のご挨拶は省略させていただきます。
2020年。新しい10年の始まりの年でもありますね。

10年前の今頃、私は大学へ戻ることを決めました。今思えば22歳という若さではありましたが、現役生と4年も離れての大学生活におびえていたのを覚えています。
そして10年後の今、またもや大学(院)に戻ってきている不思議。貯金も無い、キャリアもに無いに等しい、でも借金だけはたくさんある32歳独身(!)という現状で大学に戻っている。10年前以上にスリルを感じます…。
この10年は一体どんな年になるのでしょうか。

大晦日は友人にカジノに連れて行ってもらったのですが、セントルイスという土地柄か映画で見るカジノっぽさはほとんどありませんでした。ジーンズにTシャツというラフな格好の人も多く、おしゃれして行った自分が少し恥ずかしいくらいです。
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カジノ内は撮影厳禁だったので、入り口前のホールの天井を。新年の瞬間、この風船たちが落ちてきます。そしてみんなで割りまくります。
それでもカードゲームやルーレットの台と店員さんはテレビのまま!興奮しましたが、数年前に覚えたはずのブラックジャックのルールは当然消え去っていて、スロットをすることに。ライン数と回し始めは操作できるのですが、自分で絵柄をひとつずつ止めることはできないようで、操作性の低いゲームが嫌いな私は秒で飽きてしまいました。
そして新年へのカウントダウン。満員電車のような人込みでまったく身動きが取れず、息苦しい。
Happy New Year!の雄叫びにも全然心が動かず、スーンとしてしまいました。
そして30秒も経たずにカジノを去る。じゃないと駐車場から出るのが大変になりますからね。
もともとクラブだとか歌のコンサートが苦手な私には向いていませんでした。
来年のお正月はのんびりお家でおいしいもの食べて、ちびちびお酒を飲んでテレビを見たいなぁ。

元旦は勉強するのをあきらめ、ガキ使をネットで見たりお昼寝したり。
数の子、昆布巻き、なます、筑前煮、海老、かまぼこ、黒豆が恋しい…
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元旦の晩御飯は5ドルで買ったステーキ。値段の割にはおいしかったような気がします。エリンギは最高でした。


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